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★分隊(SQUAD)と司令官(COMMANDER)

前作のBATTLEFIELD1942と大きく違う点のひとつに分隊システムと司令官システムがあります。
これは全てを統括するCOMMANDER(司令官)と、何人かでSQUAD(分隊)を編成して、
相互に連絡を取りつつチームプレイを行うためのシステムです。

別に分隊に参加しなくてもゲームは楽しめますが、分隊行動を取ることによってまた別の楽しみが生まれてくるのは間違いがありません。
ぜひシステムを理解して参加してみることをお勧めします。

歩兵の基礎知識でご説明したBキー押しのボイスチャットですが、普段のプレイでは肉声を聞くことはないと思います。
それもそのはず、分隊に所属しないとボイスチャットは使用できないのです。
ボイスチャットとは、司令官と分隊長、分隊長と隊員同士の相互にのみ通信できるプライベート通信システムなのです。

でも、実際にはあまり分隊内でもボイスチャットを使っている人はいないようですが。
別にマイクが無くてボイスチャットが使えなくても問題はありません。
全てゲーム内のアイコンで分隊長からの指示は受けることができますので、マップさえ見ていれば特に不都合はないのです。

ボイスチャットキーを押した時に出るアイコン
画像 分隊長と分隊員同士に対して出す
ボイスチャットのアイコン(Bキー)
画像 分隊長と司令官が会話するために出す
ボイスチャットのアイコン(Vキー)

システム的には司令官が各分隊長に対して攻撃や防御の指示を出し、分隊長が司令官の指示を隊員に伝達する方式をとります。
分隊長と司令官との通信はVキーを使用しますが、これは隊員には使用できません。
司令官と通信ができるのは分隊長のみの機能です。

司令官→分隊長→隊員という流れで指令が伝達されますので、
司令官や分隊長はシステムをきちんと理解している必要があります。
でないと無駄に隊員を殺しかねません。

画像 画像

たとえば司令官に着任すると、こういった司令官専用画面を呼び出すことができるようになります。
これは戦場全体の状況を把握することができ、SCANやUAVといったレーダー機能を使用することによって、
敵の位置を全て把握することが可能になっています。
その情報を元に味方の分隊に対して指示を出して、手薄なところを探して攻撃したり、
裏取りに来ている敵の位置を、近くにいる分隊に警告を発して迎え撃たせたりするのです。

この機能を使いこなしている陣営は効率的に兵を運用することが可能となり、戦力の実質大幅アップに繋がることでしょう。



★分隊に参加してみる。

では、分隊からご説明していきましょう。

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最初は、どこか適当な分隊に所属することから始めてみましょう。
どこかしらに分隊が作られているものですので、そこに参加して分隊行動を覚えていきましょう。

CapsLockキーを押すか、出撃画面でSQUADタブをクリックしましょう。すると、マップと共にSQUAD画面が表示されます。
まずロックされていない空きのある分隊のJOINボタンを押しましょう。
すると、その分隊のリストに自分が追加されます。

ただし分隊は最大で6名のため、満員の場合には入ることができません。また、ロックされている場合にも入ることができません。



■分隊に所属することによって生じる変化

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分隊に所属した際に、ENTERキーを押すといつもと違った表示があることに気付くと思います。たとえば左の画像は出撃画面のマップの一部ですが、右下の陣地は敵地であるというのに普段はあり得ない位置に移動する緑色のリスポンポイントがあります。実はこれが分隊最大の強みで、分隊長はその存在が移動するリスポンポイントになっているのです。

このリスポンポイントは分隊長が生きている限り有効な物ですので、分隊長は決してむやみに突撃したりせずに隠れ続け、隊員に対してリスポンポイントを提供し続けることに専念した方が良いです。分隊長の役割としては、隊員に攻撃指示を与えた後は敵拠点近くまで移動して、草むらや建物の陰に隠れて味方のリスポンを支援するといった役割が重要な物となります。そうすれば味方は何度倒されても分隊長の近くから最短で最前線に突撃することができて、旗も取りやすいことでしょう。

では、その分隊長リスポンポイントを選択して出撃しましょう。
普段と違って拠点内ではなく、いきなり戦場のど真ん中にリスポンしました。
周りに緑色の文字の味方がいますが、これが自分の所属している分隊員となりますので、はぐれないようについて行きましょう。
中央に見える大きな数字マークの付いた兵士が分隊長です。

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なお、分隊長が乗り物に乗っていた場合、その乗り物に空き座席がある場合にはその座席にリスポンするようになります。
空き座席がない場合には分隊長の近くにはリスポンすることができず、通常通り基地のポイントにリスポンすることとなります。
ですので、ブラックホークに分隊長が搭乗して、敵地上空でホバリングなどをしていれば好きなところに隊員は降下することができたりもします。
全拠点を抑えられた場合には有効でしょう。

分隊に所属する場合、兵科は突撃・支援系、つまり突撃兵(ASSULT)か衛生兵(MEDIC)、支援兵(SUPPORT)がいいでしょう。
特に狙撃兵で分隊に所属する必要はありません。隠密行動が旨の狙撃兵はソロでやるべきです。
ATなどもと思われるかもしれませんが、どうせ分隊長が生きていれば側にリスポンすることができるのですから、戦車に出くわして死んでしまった場合に改めてATでリスポンすればいいだけの話です。



■肉声によるボイスチャット

画像 分隊員同士の会話にはBキーの肉声のボイスチャットほか、通常の文字チャットもあります。Lキーを押すと小さなウィンドウが開いて、分隊内にのみ表示されるチャットを打つことができます。このチャットは通常のチャットとは違ってチームメイトを示す緑色で表示されますので、一目瞭然です。



■マップ表示による分隊長からの指示

分隊に所属していると、また別の変化も現れます。
それが隊長から出されることによってマップに表示される攻撃指示などになります。

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たとえば上記例ですが、紫色をした盾のアイコンと自分が赤紫色の線で結ばれているのが分かると思います。
これはその方向に対して分隊長から指示が出ていることを示しています。
この例では紫のアイコンの拠点を防衛せよとの指令です。
もしかしたら盾アイコンの周辺に敵がいるということを司令官から伝達されたのかもしれません。

別にボイスチャットができなくても、分隊長がこうやって指示を出してくれるのでしたらマイクなんて無くても構いません。
その他のアイコン指示については下記を参照してください。

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意味はおわかりになると思いますが、いちおう解釈を解説しておきます。MOVE(矢印)は「その地点に移動せよ」、ATTACK(剣)は「拠点などを攻めろ・敵を倒せ」、DESTROY(ハンマー)は「レーダーや橋などのオブジェクトを破壊せよ」、DEFFEND(盾)は「拠点を防衛せよ・敵が近づいている」、REPAIR(スパナ)は「この傷ついた兵器を修理せよ」といったところでしょう。

この様にマップと通常画面の両方にアイコンが表示されて、次にどんな行動を取ったらいいかを分隊長は教えてくれます。
教えてくれない分隊長に当たったら…諦めて頑張ってください。



■分隊からの離脱

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でも、どうしても指示を全く出さない放任主義隊長だったり、移動リスポンポイントシステムを理解せず突撃し倒して死にまくるウンコ分隊長に我慢ができなくなったら、分隊を脱退することも可能です。
先ほどはJOINボタンで分隊に参加をしましたが、もう一度SQUAD画面を見ると、そのJOINがLEAVE(脱退)に変わっていますので、それを押しましょう。
その時点でリストから名前が削除されて分隊を脱退することが可能です。



■分隊へ勧誘されることもある

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なお、自分から分隊に参加しなくても、すでにある分隊の分隊長から入隊の誘いを受ける場合もあります。
上記のメッセージが出た場合には、あなたに対して分隊長から入隊の勧誘が行われたことを示しています。

上記の画像の例ですと、DELTA分隊からINVITED(勧誘)されたことを示しています。
分隊に参加したい場合にはPage Upキー(ACCEPT)を、拒否したい場合にはPage Downキー(REJECT)を押してください。
なお、無視して何も押さなかった場合には1分間でこの表示は無効となります。

しかしこれは、すでに分隊に所属していても勧誘されることがあります。
これは分隊長による勧誘システムに、すでに分隊に所属しているかいないかを表示する機能がないために
間違って勧誘してしまったケースと考えられます。
この場合にもPageDownなどで回答するなり無視すれなりすればけっこうです。



★分隊行動のイロハ

分隊で行動する際には、とにかく分隊長を守ることを最優先としましょう。
分隊長さえ生き残っていれば、自分が死んでもすぐに分隊長のリスポンポイントから再出撃することができるからです。
分隊長が死んでしまった場合、また元の拠点からはるばると歩いてこなくてはならなくなります。
そうなるとそれだけ敵拠点攻略の速度は遅くなってしまうでしょう。
メディックで参加をしている人の場合、たとえ自分が殺されることになっても分隊長を生き返らせた方が絶対に得です。
弾雨の中でも電気ショックを抱えて突貫しましょう。
自分がメディックでないのなら、メディックキット持っている敵を殺してGキーで奪い去ってでも生き返らせましょう。



■行軍する際の隊列

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基本中の基本ですが、分隊で行動する際には分隊長は後ろに、他の隊員が前面に出て行軍しましょう。
そうすれば最初に敵に遭遇するのは隊員ですので、いきなり分隊長が出会い頭に殺されるということはなくなります。
マップを監視しつつ、分隊長が発した行軍命令に従って移動していきましょう。

リスポンしたら、すぐに分隊長から距離を取って進んでください。
分隊長の側に固まったままでいると、敵の司令官からスキャンされたら砲撃するのに絶好の標的に見えてしまいます。


たとえば上記のマップを例に取ってみます。
一見綺麗な行軍風景ですが、これは悪い見本だと思ってください。
こんな隊列では敵と鉢合わせした場合、分隊長が一瞬で殺されてしまう可能性が高いです。
前後が逆になっているのが正しい隊列です。
そうなれば前衛がどんどん殺されても、再び分隊長リスポンポイントからリスポンして前線に突っ込み、
時間経過と共に敵を圧倒することができるのですから。

正しいのは下画像のような隊列を指します。

画像 画像

市街地などの狭いところでは一列で進軍し、平野など開けたところでは扇形に広がって、
隊列の少し引いたところの中心に分隊長を据えるように行軍するのが理想です。

…といっても、今のところこの辺の分隊行動を分かっている人が少ないのか、
分隊長をやっていると、みんな後ろに付いてくるんですよね。
立ち止まって先に行ってくれとアピールしても、みんな後ろで止まる。(笑)
仕方なく前衛として前に行く羽目に…。
そして敵と鉢合わせをしたら手榴弾を放り投げて全力後退。orz

分隊に所属したら、隊員はとにかく前に、分隊長は後ろに、これが基本です。



■死を恐れない勇気

分隊に所属する際に選択する兵科ですが、基本的にアサルトかメディックでいいでしょう。
希に狙撃兵などを選択する人がいますが…これは正直なところ解雇されても仕方ない選択です。
分隊とは接近戦で戦うことの多い限りなく攻性の編成なのですから、
近距離で戦うことに向いていない狙撃兵は役に立たないのです。

とにかく格闘系の兵科を選択して突撃し、
拠点を攻めている時などに敵戦車に遭遇して進軍を阻まれた場合、手榴弾を投げつつ突進して、
それで運良く旗を取れれば良し、殺されたらATでリスポンして倒すという方法で対処しましょう。
分隊長さえ生き残っていれば、いくらでも対処する方法はあるものです。

敵拠点などの攻撃目標に近づいたら、とにかく隊員は旗の下に突っ込んで白旗にしましょう。
分隊長が停止して隠れていると、それにあわせて隠れる隊員がいますが、それは正しくない選択です。
分隊長はあくまでも味方を支援するための存在なのですから、突撃するわけにはいかないだけなのです。
出されている指示に従って、とにかく前進しましょう。

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しかしながら、分隊長はおおいに死を恐れましょう。(笑)
敵地から少し離れた遮蔽物や草むらなどに隠れて、隊員のリスポン地点を確保し続けるのです。



★分隊長として分隊を編成する

分隊に参加してみて、だいたいどのような行動を取ればいいか理解できましたか?
それでは今度はあなたが分隊長になってみましょう。

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隊員として参加した時と同じく、CapsLockキーを押すか、出撃画面でSQUADタブをクリックしましょう。すると、マップと共にSQUAD画面が表示されます。

・CREATEボタン
 分隊を作製します。このボタンの場合、分隊名は自動で割り当てられます。

・CUSTOM SQUADボタン
 このボタンでも分隊を作成することが可能です。こちらの場合には分隊の名前を自由に設定できます。ヘリコプターからの空挺をメインにしたいのならKUUTEIとかAIRBONE、裏取り専門ならURADORIなど、コマンダーにも分かるような分隊のカラーにあった名前がいいでしょう。
上のCREATEボタンを押すといきなり分隊がデフォルトの名前を割り当てたれて設立されますが、ここは好きな名前を付けられるCUSTOMボタンを使いましょう。

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CUSTOMボタンを押すと「CUSTOM SQUAD」と書かれたウィンドウが下に表示され、空いている分隊番号(1〜9)のうち一番若い番号がが自動で割り当てられて仮設立されます。当初はデフォルトの名前が入っていますので、好きな名前に書き換えてから「APPLY」を押してください。すると新規分隊が正式設立されます。

分隊長になる場合の自分の兵科ですが、これは衛生兵が一番でしょう…というよりもこれ以外適切な選択が見あたりません。分隊長はとにかく死んではならない職種ですので、自分で自分を治療でき、たとえやられても自分が落とした衛生兵のキットを味方に拾ってもらって生き返らせてもらうことができる可能性があるのですから。分隊長をするなら衛生兵。これは基本でしょう。ただし、人数が少ない分隊の場合には隊長自ら前線に立たないと戦力として不充分な場合もあります。そういう場合は突撃兵となって隊長も戦闘に参加する必要があるでしょう。ボーダーは4人くらいでしょうか。4人分隊なら前線に立つ兵士が3人で構成できますので、比較的戦力として充実している状態と考えられますので衛生兵、3人以下の分隊なら突撃兵といった具合です。



■新規隊員を勧誘する

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手続きが終わると分隊が設立され、SQUADリストに追加されて行動が可能になります。しかし設立当初は当然のことながら自分一人しかいません。これではソロでやっているのと全く変わりがありません。誰かが分隊設立に気付いて加入してくれるのを待つのもいいですが、そんなことをちんたらとやっていたら戦線はどんどん変化していってしまいます。ここは手っ取り早く分隊の体裁を整えるためにも積極的に新規隊員を自分の分隊に勧誘しましょう。

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分隊を設立すると、分隊リストの下にある先ほど使用したCUSTOMボタンの右側に「MANAGE SQUAD」というボタンが追加されます。これを押してみましょう。

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MANAGE SQUADボタンを押すと、分隊リストの右側に左画像例のようなリストが表示されます。

ここのTEAMというウィンドウには自軍側で現在プレイしているプレイヤー一覧が表示されており、この中から自由に勧誘することができます。青色の名前は現在マップ上で戦闘しているプレイヤー、灰色の名前は死亡して出撃待機中のプレイヤーを指しています。この中から勧誘したいプレイヤーの名前の横にあるINVITEと書かれた欄のチェックボックスをクリックしてチェックをつけてください。チェックは分隊員の空き数だけつけることができます。つけ終わったら下のAPPLYを押しましょう。これで勧誘はひとまず完了です。


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この作業を行うと、勧誘された側のプレイヤーには上記のような勧誘説明文が表示されます。(この画像例ではDELTAという名前の分隊に勧誘されたことを示しています)この勧誘に対して各プレイヤーが了承した場合にのみ正式に分隊に編入されますので、しばらく待ってみましょう。


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了承された場合、この様に分隊リストに追加されて分隊が編成されます。
ゲームが開始されてからの時間によりますが、だいたいこの作業を3〜4回繰り返すとフルメンバーの分隊が出来上がるようです。しかしだいたい目標を4人程度に見積もって、集まったら早々に出撃指示を出した方が良いです。それに分隊が4人編成だったりすると、それが呼び水となって、いつの間にかフルメンバーになっていたりするものですから。

なお、勧誘に成功した隊員ですが、別に勧誘に成功したからといって自分の側にワープしてくるわけではありません。各地に散らばっている状態ですので、すぐに指示を出してどこに集結するとか攻めるとかの指示を出しましょう。あまり待たせるようですとウンコ分隊長扱いされて脱退されてしまうかも。



■隊員の解雇と分隊のロック

たまに勧誘に応じてくれても全く仕事をしてくれない隊員に遭遇します。
たとえば分隊長リスポンポイントからリスポンせずに遙か遠くの拠点にリスポンして謎の行動をとっていたり、
飛行機に乗りっぱなしだったり、クレーンの上で関係のない方向を狙撃していたりです。
おそらく分隊システムを理解していないのに勧誘に対して了承をしてしまった初心者の方だと思われます。
こういった隊員は分隊にいても仕方がありませんので、呼びかけても反応しないようでしたら解雇しましょう。

上記のMANAGE SQUAD画面の上部のSQUAD欄が分隊に所属している隊員の一覧となっています。
ここで勧誘をした時と同じ方法でKICK欄のチェックボックスにチェックを入れて下のAPPLYを押してください。
チェックの入っている隊員を分隊から解雇することができます。


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仲間内で分隊を組んでいたりで他の人には入って欲しくない場合、分隊をロックすることができます。
CapsLockを押して最初に表示されるSQUAD画面で自分の分隊名の右側に表示されている鍵のマークをクリックしてください。
白く表示された場合、分隊はロックされて他の人の任意加入を制限したことを示しています。
勧誘での加入は可能ですので、ロック中でも知り合いだけを分隊に招待するということは可能です。



■分隊長専用のラジオチャットと、分隊員への指示

分隊長になると、隊長専門のラジオチャットが使用できるようになります。
これは通常のQキーによるラジオチャットとは違い、Tキーで行います。
前述の「分隊に参加する」でご説明した攻撃や進軍などのアイコンを表示させるために使用します。

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では実際にTキーを押してみましょう。
〜指示と書かれている物は、分隊に対して出す指令で、
〜要請と書かれている物は司令官に対して出す要請です。
司令官に対する要請に関しては後述しますので、まずは分隊内に対して出す指示だけ覚えてください。

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分隊に対して指示を発すると、その地点にスモークグレネードが投射されて指示に応じた色の煙が発生します。
(この分隊長指示用のスモークグレネードは所属している分隊員以外には見えません)

基本的な指示の出し方としては、
司令官と連絡を取りつつ敵の少ない地域を選んでMOVEを小刻みに出して分隊を誘導し、
敵拠点の近くに達したら分隊長は物陰に隠れてATTACK指示を出すという流れになると思います。



■司令官からの指示

分隊行動は基本的に司令官からの指示を受けて決定されます。
戦場の状況の全てを把握できているのは司令官だけですので、
あまりにも無茶な物でない限り、指示には可能な限り従いましょう。
ここではその司令官からの指示の読み方についてご説明しましょう。

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プレイしていると上記のような指示が発せられることがあります。
これはあなたが指揮をしている分隊に対して司令官からの行動指示が発せられたことを示しています。
この指示が出ただけですぐPageUpを押すのではなく、まずCapsLockを押してSQUAD画面を開きましょう。

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SQUAD画面のマップを見ると、司令官からの指示が表示されています。
マップの隅々をよく見ると、★マークの付いたアイコンが表示されていることに気付くと思います。
これが司令官からの指示を示しています。

上記の画像例の場合、★の付いた剣のマークがホテルに出ています。
これはすでに分隊が攻撃を開始しているホテルに対してATTACK(攻撃)指示が出ているという意味ですね。
すでに分隊長が出している命令と重複してしまっていますが、とりあえずPageUpを押して了承を伝えて攻撃を続行しましょう。
了承を押した場合、現在分隊長が出していた指示はキャンセルされ、司令官が出した指示に変更されます。
(別に分隊への指示にかかわらず、司令官を示す物は全て★マークが付いていることを頭に入れておいてください)

しかしながら、司令官がウンコ司令の場合にはとんでもない指示が出る場合があります。
南東の拠点近くに回り込んでいる最中だというのに、北西のMEC本拠地にある砲台を修理しろとか。
そんな指示はとうてい受けることなどできないでしょうからPageDownを押して拒否しましょう。



■司令官への要請

分隊長は司令官から指令を受け取るだけではなく、自分から司令官に対して要請をすることもできます。
司令官に対してできる要請は、砲撃要請、レーダー照射要請、補給物資投下要請です。
たとえば敵地近辺に到着して、これから旗を奪取するために突入しようとした時、
敵がいるかどうか、いた場合にこちらの損害が大きくなりそうな時に司令官に要請を出して支援してもらうのです。

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司令官に対して
砲撃要請を出したところ。
司令官が了承して砲撃を開始。
約10秒後に着弾するので、
全弾着弾したら突撃する。
UAV(局地レーダー)の照射中。
敵の行動が一時的に表示されている。

流れとしては敵地に到着したら砲撃要請を出して砲撃してもらい、
着弾し始めたらUAV(レーダー照射要請)を出して敵の位置を確認、
砲撃終了と共に全隊突撃してUAVが有効な内に旗を奪取するというのが理想でしょう。

もちろん全てのケースで司令官が要請に応えてくれることはありません。
砲撃などの特殊支援は一回出すと次に出すまでに相当の時間が必要ですので、
その待ち時間中に分隊から要請が出ても司令官は応じることができないのです。
また、自軍陣地のレーダーや砲台などの施設が敵に破壊されてしまっている場合なども応えることができません。
その辺は理解しておきましょう。


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隊員への指示や司令官への要請はTキーからのラジオチャットのほか、
SQUAD画面のマップを右クリックすることによって表示される拡張メニューも指定できます。
目標があまりにも遠すぎて視界に入っていない場合などに使用しましょう。

この拡張メニューにはラジオチャットにはないMINEという項目がありますが、
これは「ここに地雷を散布せよ」という意味でしょう。



■信頼される指揮官になるために

分隊長を遂行するためにはとにかく執拗なまでの生への執着、的確な行動、そして忍耐が必要になります。

むやみに突撃してしまっては、すぐに死んでしまって移動リスポンポイントを隊員に提供できなくなってしまうので、
その分隊は分隊最大の強みを生かすことなくソロの時とたいして変わらない働きしかできないでしょう。
分隊長はコソコソとゴキブリのごとく隠れ倒して、とにかく生き抜くことが必要です。
しかも、そういったことを分かっていない隊員からチキン呼ばわりされることすらもあることを覚悟しなくては。
私だって何度も同じ分隊員から「Go!Go!Go!」とラジオチャットを浴びせられたあげく、
早く突撃しろとばかりに死なない程度にピストルで撃たれたこともあります。
耐えるんです。
忍耐です。

そして司令官からの情報を受けて敵の少ない地点を選択しつつ拠点に回り込むという判断能力と、
マメに移動や攻撃の指示を出す即応性が必要でしょう。
ウンコ司令官の無茶な要求にも何とか応えられるように努力しなくては。
まさに中間管理職の悲哀。

さらに何よりも、自分が主たる攻撃に参加できないストレスに耐えなくてはなりません。
…なんだか分隊長とはFPSを否定するような職種ですが、
低スペックマシンユーザーには優しい職種かも…。



■分隊長をやめるには

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…押しちゃえ。

押しちゃったら、SQUADリストにある次点の人(おそらくは階級が一番高い人)が分隊長に自動就任します。
ゲームの途中で分隊長を辞めるのはマナー違反だと思いますので、
分隊を作った者の責任として、ラウンドが終了するまではきっちりと勤め上げましょう。
…もちろんチケットが3000とかの無茶な設定のサーバは例外として。



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