<前のページに戻る>



<雷撃機道場>

初心者FAQに似つかわしくなく、飛行機の基本操作は知っていることを前提に書きます。
ご承知おきを下さいませ。



キャプチャ

最初に記しておきますが、雷撃機は玄人のための機です。
一度シングルプレイで雷撃してから自殺をして日本軍サイドで艦のダメージを見てみると分かるのですが、
爆弾のように魚雷を当てた場合と、航走させて喫水線の下に被雷させた場合ではダメージの量が全く違います。

爆弾のように当てた場合、駆逐艦を沈めるにはほとんど16発全弾を当てなくてはなりませんが、
喫水線下に被雷させた場合はわずか4〜5発で沈みます。(空母は5〜8発)

なお、駆逐艦の急所は煙突の下あたりにある機関部です。
ここに被雷させた場合は3.5目盛り分減りますが、艦尾などの急所外に当てた場合は1.5目盛り程度です。
確実に真ん中を狙って投下しましょう。

空母の急所は煙突と後部対空砲群の間あたりですので、微調整して狙いましょう。
ついでに投雷した後には機種上げをする際に駐機中の戦闘機なども銃撃しておくのが最も最良の攻撃になります。

ダメージが大きいほかにも利点はあります。
魚雷はかなりの距離を航走しますので、対空砲の届かない距離から発射して海面スレスレを旋回して待避すれば
空母の対空砲にも駆逐艦の対空銃座にも脅かされることなく攻撃一辺倒の行動をとれるのです。


さて。
今まで何度も魚雷投下をしているにもかかわらず当たらないという方、
魚雷の航走方法には戦艦の砲弾と同じく物理法則が作用しています。
高い位置から投下すれば魚雷は深く沈んでしまい、海底に接地して爆発してしまいます。
そう、珊瑚礁であるウェーキ海は浅いのです。

魚雷は投下してから、その勢いに応じて一定の深さまで沈降してから水平航走に移行します。
その後は深度を変えることなく直進していくのです。

ですから命中させるにはギリギリまで海面に近い位置まで降下して、かつ水平飛行を保ちます。
降下中や上昇動作に入ってから投下してしまうと魚雷は放物線を描いて落下し、勢い余って海底に接地をしてしまいます。

ですから自機の影が海面に映るくらいまで降下して水平飛行を完成させてからの投下が必要なのです。


高度の目安としては、攻撃対象艦船の甲板よりも下を飛行してから投下しないと沈降した魚雷が艦の下を潜ってしまい命中しません。
空母程度の高さなら、ある程度の腕を持っているパイロットなら命中させることは出来るでしょうが、
駆逐艦の甲板より下となると大変です。橋の下くらい鼻歌でくぐれるくらいの腕がないと無理です。


キャプチャ キャプチャ

駆逐艦雷撃の場合、高度はこんな感じ。
もうスレスレです。でも、このくらいまで降下できれば空母からの対空砲も当たりませんので安心して雷撃できます。
全速では少々コントロールが大変だという方は、7割方の速度で練習してからの方がいいかもしれません。


当たったかどうかを判断するには音で判別できます。
魚雷の速度は自機の速度とほぼ同じです。目標の真上に達したときにドカンという音がすれば命中したという証です。
駆逐艦と空母が並んでいる場合でも判別できるでしょう。

もし高度が高すぎた場合、海面に着水と同時にドカンときます。いきなり海底に達してしまったようですね。

また、駆逐艦を狙っているにもかかわらず空母の真上に来たときにドカンと音がしたとします。
その場合は少々高度が高かったため駆逐艦をくぐって空母のみクリアできたということですね。
小型艦である初月級駆逐艦は翔鶴級空母よりも喫水が浅いのです。
つまり修行が足りないという証ですので、シングルプレイで精進に励みましょう。

全く音がしなかった場合は空母の喫水すらもクリアできなかったという証です。
ぜんぜんダメな証ですので、とっとと雷撃機を降りて他の人に譲りましょう。(笑)


キャプチャ

最後に、駆逐艦が座礁するような浅瀬では魚雷は使えません。
この程度の深さでは魚雷が最初の沈降をする際に海底に接地して起爆してしまいます。
海面に着水する程まで降下すれば可能は可能なようですが、実用的とはとても言えません。
対空砲の射程に入ることを覚悟して内海から侵入して深いところに達してから投下するか、外海に回り込んで雷撃しましょう。


キャプチャ

魚雷を投下してからすぐに着水して機体ごと沈んだところです。航走していく魚雷が見えますね。
これは海面ギリギリで投下した場合の沈降具合です。それでもここまで沈んでしまうのです。
いかにデリケートに落としてやらないといけないかということが分かりますね。


キャプチャ

魚雷が命中した瞬間です。爆弾が命中したときのような音が出て、水柱が立ちます。
あんなに苦労して雷撃しているのですから、もっと派手に水柱を立てて欲しいところ…。

それではみなさん、雷撃がんばってくださいな。
ちゃんとシングルプレイで練習してからね。

腕のない人は雷撃機に乗っちゃダメです。機関銃で突撃してください。(笑)



<さらに上級者プレイ>

空母を雷撃する際に最も驚異となるのは対空砲群です。
しかし限界まで降下して雷撃すれば、完全とまではいわないまでもほとんどの対空砲火をかわすことが可能です。
まず開幕直後、最初に通常の垂直方向からの雷撃を行っている人をよく見ますが、あれはかなり危険です。
どんなに低空飛行をしても対空砲の直撃は回避できたとしても爆散破片からは逃れることは出来ません。
いくらかのダメージを追ってしまいますし、投雷した後に上昇するときに直撃を喰らって墜落することが多々あります。

回避するためには最初に空母に照準を合わせて空母に敵が乗っていないかどうか確認します。
ネームタグが全く出ない場合は銃座にも艦橋にも人がいないということになりますので安心して雷撃できます。
ネームタグが雷撃側の対空砲などに出た場合は危険です。すぐに回避行動をとってください。


キャプチャ

対空砲に人員が配置されている空母を攻撃するには、まず最初に雷撃する際には空母の後方から軸線を合わせて接近します。
確実に軸線があっていればほとんどの対空砲から射界の外になっていますのでダメージを喰らうことがありません。
充分雷撃可能な位置まで接近できたら右か左に回頭して空母から斜めの攻撃ポジションを取ります。
そして照準を機関部に合わせて投雷。


キャプチャ

投雷が完了しましたら回避行動に移ります。
最大戦速・高度を維持したまま空母の真横をパスしていきましょう。あまり離れすぎたり高度を上げたりすると対空砲を喰らいますし、
速度が遅いと対空砲にこそやられませんが、空母上にいるアサルト兵やバズーカ兵などに狙い撃ちをされる場合があります。(笑)
どんなに難しくとも、対空砲座よりも下・最大戦速を維持してください。

空母をパスしたらすぐに空母と自機との軸線を合わせて対空砲の射界外に離脱してそのまま直進。
視界の外になるまで低空で逃げましょう。そしてもう一度最初から攻撃をやり直します。
これを繰り返せばほぼ無傷で空母に対して攻撃を行えます。

だいたい5〜6回も雷撃をすれば対空砲座の人はあきらめて飛行機で脱出したり甲板上からライフルで撃ってきたりするようです。
そうなったら絶好のチャンスです。
垂直雷撃に移行して大ダメージを狙いましょう。


キャプチャ

最も軸線方向に視界の広い対空砲からの射界はこんな感じです。
反転させると構造物が邪魔になって射撃が不能になっています。
一度空母にある全部の対空砲に座ってみて、どの方向からの攻撃が最も発見されにくいか確認してみることをお勧めします。


キャプチャ

なお駆逐艦への雷撃は、ある意味空母よりも難しいかも…。

駆逐艦へ有効な打撃を与えられる高度で雷撃機を接近させると、駆逐艦の98式主砲の絶好の的になります。
直接雷撃機に弾を命中させられなくても、海面を狙って撃たれれば巻き上がる水柱に巻き込まれて大ダメージを負ってしまいます。
駆逐艦は出来る限り爆撃機に任せるか、一緒に行動して雷撃機に注意を集中させないようにしましょう。

単独で雷撃しなくてはならない場合には、当然砲塔が向いていない方向から投雷してください。
砲塔がこちらを追尾してくるようでしたら、必ず後ろの砲塔の射界外から投雷。危険を冒すにしても、4門の砲より2門の砲です。
出来る限り遠くから投雷して、すぐに上昇回避行動をとってください。

対空銃座にも敵が付いていた場合、雷撃はしない方がいいと思います。
雷撃よりはるかにダメージは小さくなりますが、通常の爆撃と同じく高々度から垂直降下で攻撃しましょう。




<前のページに戻る>


inserted by FC2 system